昭和音楽大学「グローバルな舞台で活躍する新進芸術家育成プログラム」 昭和音楽大学「グローバルな舞台で活躍する新進芸術家育成プログラム」

大学と芸術関連組織の連携による
新たな人材育成への挑戦

無料

世界で活躍するアーティストに必要なのは、卓越した技術だけではありません。
現場での実践経験に加えて、社会の動きを適切にとらえる国際感覚、
そしてセルフマネジメント力──これらすべてが、これからの芸術家に求められています。
こうした力を身につけるために、昭和音楽大学では、各分野の第一線で活躍する講師陣による2つの講座と、
オペラの制作現場公開(リハーサル見学)を実施します。
国際的なキャリアを目指す新進芸術家の方はもちろん、
文化施設・自治体・芸術団体・音楽事務所等の職員の方や、その道を志す皆さまのご参加をお待ちしております。

講座チラシ

チラシデータ(PDF)

講座種類

Aコース

「グローバルな活躍を目指す新進芸術家育成講座」
グローバル講座編

研修概要

本講座は、新進芸術家が世界の舞台で活躍するために必要な視点や実践力を学ぶことを目的とします。
講師は『新 クラシック・コンサート制作の基礎知識』の執筆者を迎えるほか、
特別編では世界各地の歌劇場で活躍する演出家マルコ・ガンディーニ氏が、
オペラ演出の実際と国際的キャリア形成について語ります。

参考文献

『新 クラシック・コンサート制作の基礎知識』

『新 クラシック・コンサート制作の基礎知識』
編纂:石田麻子(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスミュージックメディア刊)

受講募集人数

①対面/各回100名
②同時双方向型/各回100名(Zoom)
③録画配信型(後日)/各回100名(YouTube)
※オンラインで受講される方の受講環境の準備及び通信料は、参加者負担となります。

受講条件

各回受講後、受講レポートをご提出いただきます。

会場

特別編の会場は、昭和音楽大学南校舎 C511教室
第1回~第4回の会場は、いずれも昭和音楽大学南校舎 A214教室

1日目9月13日(土)

第1回「見せたい情報を魅せる」~コンサート・デザインの極意~

コンサート・デザインの分野で培われた豊富な経験と知見をもとに、
情報を視覚的に“伝える”だけでなく“惹きつける”ためのデザイン発想を学びます。

時間:13:00~14:30

講師

下野ツヨシ
グラフィックデザイナー、
アートディレクター

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第2回「日本の文化政策と舞台芸術」~日本の文化政策における新進芸術家人材育成の未来を描く~

文化政策の視点から日本の舞台芸術の現在地を見つめ、
新進芸術家の人材育成に求められる環境と視点を展望します。

時間:14:45~16:15

講師

石田麻子
本学教授
舞台芸術政策研究所所長
学長補佐

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2日目9月14日(日)

第3回「マネジメントの世界を知る」~グローバルに打ち出すためのHow Toについて~

国際的な音楽マネジメントの最前線から、
グローバルに活動を展開していくための戦略と視座を学びます。

時間:13:00~14:30

講師

入山功一
(一社)日本クラシック音楽事業協会会長
(株)AMATI代表取締役社長

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第4回「コンサートを検証する」~世界における日本の音楽界の位置~

メディア、マネジメント、研究など多様な立場から、
日本の音楽界の位置を問い直し、世界との関係性を改めて探ります。

時間:14:45~16:15

講師

吉田純子
朝日新聞編集委員

乾 美宇
(株)ジャパン・アーツ

石田麻子
本学教授
舞台芸術政策研究所所長
学長補佐

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9月9日(火)

特別編「世界の舞台芸術制作を知る」~世界の歌劇場と日本の新進芸術家の未来~

世界各地の歌劇場で築かれてきた演出と制作のリアルに迫り、
国際的なキャリア形成の実際と可能性を紐解きます。

時間:18:30~20:00

講師

マルコ・ガンディーニ
演出家

堀岡佐知子
オペラコーチ

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オペラ公演
昭和音楽大学オペラ公演2025
G.プッチーニ オペラ《ラ・ボエーム》

ニコラ・パスコフスキ
指揮

マルコ・ガンディーニ
演出

日時:2025年10月11日(土)、12日(日) 両日14:00開演
会場:昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ

※Aコースの第1~4回を全て受講された方(オンライン受講の場合は9/30(火)までに受講)には、
実演舞台の事例研究として、上記公演(1回)を無料で見学する機会を提供します。
なお、公演鑑賞後に、レポートを提出いただきます。


Bコース

「グローバルな活躍を目指す新進芸術家育成講座」
セルフマネジメント講座編

研修概要

本講座は、新進芸術家がアーティストとしての自分を社会に発信し、
キャリアを築いていくために必要な視点や方法を学ぶことを目的とします。
内容は『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』を軸に展開し、
自己分析や広報戦略、発信力の高め方などを具体的に学びます。

参考文献

『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』

『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』
ベルンハルト・ケレス、ベッティーナ・メーネ 著/後藤菜穂子 訳/石田麻子 日本語版監修(アルテスパブリッシング刊)

受講募集人数

①対面/各回100名
②同時双方向型/各回100名(Zoom)
③録画配信型(後日)/各回100名(YouTube)
※オンラインで受講される方の受講環境の準備及び通信料は、参加者負担となります。

受講条件

各回受講後、受講レポートをご提出いただきます。

会場

昭和音楽大学南校舎 A214教室

椎葉克宏
本学講師
(一社)コンサートプロモーターズ協会(ACPC)客員研究員

石田麻子
本学教授
舞台芸術政策研究所所長
学長補佐

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1日目11月30日(日)

第1回ステージで最高のパフォーマンスを引き出す方法

同じ曲を何度も何度も演奏する音楽家にとって大切なのは「今を生きることができるか」だと語る、演技トレーナー・皆川真澄氏をゲストに迎え、「演技のメソッドを演奏に活かす」という斬新な方法について考えます。

時間:13:00~14:30

ゲスト

皆川真澄
idea actors school 代表
アクティングコーチ

第2回自分を分析し聴き手との深いエンゲージメントを築く

国際的に活躍する新進芸術家をゲストに迎え、キャリア形成の視点やそのプロセスを掘り下げます。
若手アーティストが長期的に活動を続けていくために必要な戦略や方向性を見つけるきっかけとなる講座です。

時間:14:45~16:15

講師

杉山沙織
(メゾ・ソプラノ)

河野大樹
(テノール)

徐 大愚
(バス・バリトン)

林 直樹
(ピアノ/コレペティトゥア)

※一部ゲストは、海外からオンラインによる参加となります。

Cコース

昭和音楽大学オペラ公演2025《ラ・ボエーム》
リハーサル見学を通じた実践学習

研修概要

本研修では、本学オペラ公演の制作現場(リハーサル)を、
新進芸術家や関連職種に従事する方々に公開し、
制作プロセスの具体的なステップや舞台運営上の課題とその解決方法を共有します。
現場に立ち会うことで、理論だけでは得られない実践的な知見を獲得し、
国内外の劇場やフェスティバルでも通用する現場対応力を養います。

レクチャー付実地見学

①立ち稽古:9月15日(月・祝) 14:30~17:30、9月20日(土) 10:30~13:30
②場当たり・舞台稽古:10月5日(日) 12:30~16:30
③総練習(ゲネプロ):10月10日(金) 15:00~18:00

ニコラ・パスコフスキ
指揮

マルコ・ガンディーニ
演出

馬場紀碧
ナビゲーター

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受講募集人数

50名

受講条件

①②③の計4日間参加(ゲネプロは参加必須)受講レポートをご提出いただきます。

会場

昭和音楽大学北校舎、南校舎、テアトロ・ジーリオ・ショウワ

お問い合わせ

昭和音楽大学
アートマネジメント分科会
MAIL:global@tosei-showa-music.ac.jp
〒215-8558
神奈川県川崎市麻生区上麻生1-11-1

公演に関するお問い合わせ
(昭和音楽大学チケットセンター)
044-953-9899(10:00 ~ 18:00 ※土・日・祝を除く)
URL https://www.tosei-showa-music.ac.jp

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